障害者でありながら経営者となって、少しでも自分の姿を見て頑張れる力になれるならと、そんな思いで書き始めていますが、ここまでに至るまで大変時間がかかっています。
また、今は大丈夫なのかと言われると実はそうでもありません。
というのも、私のパニック障害は完全に治ったかと言われればそうではないと思っているからです。
障害と向き合ったことで
障害と向き合う一生
今でも電車に乗ることさえ困難ですし、打ち合わせをすると言ってもほとんどがビデオ通話です。
そして発作が出そうなときは投薬をして乗り越えたりもしますし、その道を何とか避けようとしたりする日常です。
この状況を理解してもらえないと感じると更に辛くなっていくようにもなっていきます。
不安な日々
完治したいと思いたいですし、そのように思っても完治したわけではないと自分が一番その点は理解しているので、発作が起こることへの備えと心の準備が必要です。
またそうやって考えると電車に乗ることへの不安が募ってくるので本当に辛くなります。
経営者として成功しているように見えるかもしれませんが実は…
経営者として成功して何もかもうまくいっているように見えるかもしれませんが、私個人としては大変難しい状況に陥ることが多々あったり、仕事にも差し支えることも出てきたりします。
でもパニック障害で様々な困難に立ち向かわなければならない自分が、最悪な状況かと言われると実際にそうではないと思っています。
その理由として、これまで様々な障害を持った方々の就労施設でパソコンを教えてきたのですが、同じような障害を持っていても頑張っている人たちがいて、自分一人だけではないということを痛感したのです。
また、理解してもらえなくても、辛いことがあっても、確実に理解してくれる人もいるわけで、その人たちに支えられての経営なのです。
自分一人だけではない、ということを考えられるだけでも大きな支えとなりますし、実際に助けられていることでも支えになります。
そうなんです、周りに支えられての自分がいるんだと思えるから頑張ることができているんです。
まとめ
私自身が障害に対して心の克服ができたわけではなく、周りに支えられての経営者なんです。
こうして読者の方の支えになれて、少しでも力になれたら幸いです。