上司が部下を褒めるとき
監督が選手を褒めるとき
親が子どもを褒めるとき
人を褒めるという機会はありとあらゆるところでありますよね。
そんな時に「褒める」という行為は少なからず相手の気持ちを良い気持ちにさせると思います。
その時にどのように褒めるかどうかで相手の気持ちが全然違うのって知っていましたか?
研修なんかで褒め方に関するやり方みたいなものがあったりするのですが、結構当てはまっているなと思うのでご紹介します。
褒める方虎の巻
褒めることって実はとても照れ臭いことありませんか?
また、ほめ過ぎて有難みがなくなったりしてしまうのではないかと考えてみたり、実は難しいことなんだなと思います。
ですから、段階を踏んで褒めてみるのもいいかもしれません。
環境を褒める
「ええ服着てるな~、かっこいいな~」
「いつもめっちゃ机の周りきれいにしてるやん」
といった形で、その人の環境の変化に関して褒めることです。
褒める側も褒めやすいですよね。
自分自身が変化に気づいて褒めるわけですからやりやすいわけですよ。
行動を褒める
「片づけができて偉いね~」
「買い物してくれてありがとう!」
意外と当たり前と思っていることを褒めないんですよ、上司も親も。
何気ないことでも一つ一つ見つけて褒めてあげると喜ばれます。
能力を褒める
「こんなことができるなんてあなたの素質はすごいな~」
自分にはないものをあなたは持っているんだよと褒められると優越感を感じるので、非常に嬉しくなるものです。
考え方を褒める
「なんでそんな考え方できるの?すごいやん!」
さらに素晴らしい発想の持ち主だと思われることが喜びとして響いてきます。
ここまで褒められる人は結構頼れる上司のように思われているのではないでしょうか。
逆に普段からこんなに褒められていますか?
存在を褒める
「もうあなたは産まれてきただけで素晴らしいの!」
これは照れくさくてなかなか言えませんね…。
言われた方も照れ臭すぎて「やめてよ」と言うかもしれません。
と、ここまで紹介しましたが、褒めやすいものほど効果が小さく、褒めにくいと感じるものほど効果は絶大です。
最後のあなたそのものが素晴らしいなんてほめられても恥ずかしいかもしれませんが、感情の奥底にある脳がとても喜ぶのです。
脳に揺さぶりをかけるほどの喜びを伝えるわけですから、これほど効き目のある褒め方は無いんですよ。
まとめ
「産まれてきてくれてありがとう!」って最初は思われていたのが、歳を重ねるごとに褒められなくなるんです。
でも、本当は生きているだけでお互い褒めたたえられてもいいと思うんですけどね。