言葉は自分が思っている以上にとても大切に扱わないと、相手に自分の気持ちが伝わらないということが大変多くあります。
外国語となると尚更ありますので、通訳をする方もその国の文化や話し方まで精通した人が外務省とかでも活躍されていると言われています。
また、言葉は人の神経を苛立たせるときもあり、Aさんには普通に聞こえてもBさんには腹立たしく聞こえるというような、人と人との会話にも相性があると思います。
ですから、話し方についてみていきたいと思います。
相手によって話し方を変える
相手を選ぶ
自分の話し方が必ずしも誰にも分ってもらえるものではないと思いながら話すことが良いと思います。
これまでたくさんの方にお話する機会を持ちましたが、一回で自分の話を理解してくれる人と、何度も話しても通じない人は必ずしも存在します。
ですから、相手のことをできる限り理解したうえで話し方を変えなければ、場合によっては不快感を感じさせてしまう恐れがあります。
そうなると、一生懸命話しているのになんでわかってくれないの?という感情が出てきますが、そうではなくて相手に伝わらない話し方を自分がしていると思うことができれば、自分の話し方を変えようと思うことができます。
ものすごくもったいないことになる
これもまた私の経験というか知り合いの社長さんの話ですが、ものすごく能力の高い方なのに話し方が高圧的なために、社員さんにストライキされるといったことをされていたのを覚えています。
その社長さんの意見が分かるというか、話が分かる人はもちろんいるのですが、多くの社員さんが我慢の限界に来ていたようでした。
事業そのものによる成功や失敗ではなく、社長の話し方が気に食わないということで会社がダメになるなんて、こんなもったいない話はありません。
真面目な人ほど話下手
私のこれまで会ってきた人を分析すると、真面目な人ほど話が下手だなと感じることです。
生真面目っていうんでしょうか、自分の思いをストレートにしか話せない人がいるのですが、そういう人に限って相手がどう思っていようとも話し方を変えずに言うので、不快に感じているなって思う場面をよく見かけます。
また、こういう人ほど選挙でも落選してしまうケースが多いです。
真面目だからこそいい仕事をしそうな気がするのですが、人はそういう人を選ばず、心地よい言葉をかけてくれる人を選ぶのです。
まとめ
人に指示を出すとき、お願いをするときにはものすごく言葉を丁寧に扱わないと人は動いてくれません。
言葉の扱い方は十分に気を付けた方がいいと思います。