どんなゲーム？
ドラゴンボールＺ強襲！サイヤ人は1990年に登場したカードバトルゲームです。
前回の内容を踏襲しながらも、戦闘シーンはテレビ画面全体で３Ｄ的に動くような形で繰り出されるようになり、さらに迫力を増しました。
内容はラディッツが登場してからベジータとの対戦までですが、映画で登場したガーリックJrも入れられていて、ストーリーもそれほど短く感じさせない形で作られてました。
カードバトルは踏襲
グラフィックがかなり変わるも、カードバトルはそのまま踏襲される形となっているので、それまでのファンを逃さない仕組みが作られていました。
ただ、カードに書かれている漢字に変化があり、それまでは蹴、連、拳などの攻撃内容が漢字一文字で書かれていたのですが、今回からはどの所属にあたるかの内容の漢字になっていました。
そしてその漢字に当てはまるキャラクターの攻撃力がアップされるという形になりました。
例えば「神」という漢字であれば神様の下で修業したメンバーの戦闘力が上がり、「魔」と書かれた漢字であれば魔族のメンバーの戦闘力が上がるという流れになるのです。
このシリーズから戦闘内容の変化をこちらでつけることはできず、代わりに所属カードで戦いに変化が生じるというものに変わったのです。
全体マップも双六のようなものからＲＰＧのようなものへ
今まではすでに通り道が出来上がっていたのでそのまま進むだけでよかったのですが、今回からは普通のＲＰＧのような画面へと移ったために移動が自由になったところが大きな変化でした。
その分レベルアップはしやすくなったのではないかなと思っています。
同じところを行ったり来たりするよりも自由に動かせる分楽しめたのではないかなと。
総合評価
★★★★★
これまでの面白さを失うことなく、グラフィックも最高段階に仕上げ、音楽も迫力のある曲が流れたことから★5です。
原作の流れにガーリックJｒが登場した映画の流れも取り入れていて、それがまた良かったなと思っています。
また、悟空だけでなくピッコロや天津飯なども戦闘に加わって、それもまた楽しめる要素として増えたことは良かったのではないでしょうか。
まとめ
これ以降にもまだドラゴンボールＺのファミコン作品を出していましたが、この流れを完全に踏襲してそのままフリーザ編へと流れていくことになるのですが、私の中ではここまでがカードバトルの限界だったのかなと思っています。
次回作も同じような形でしたが、これまでの進化がもうないくらいでした。
それまでは少しずつでありながらも変化をつけてきていただけに限界であったのだろうと感じましたね。
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