どんなゲーム?
桃太郎電鉄は1988年に登場したアクションゲームです。
今でこそ桃太郎電鉄は「桃鉄」の愛称で親しまれていますが、登場した当時は何のことかさっぱり分かりませんでした。
さらにこのゲームが登場する前にRPGとして登場していた「桃太郎伝説」のほうが親しみがあっただけに、単なるパロディー版のようなイメージしかありませんでした。
それがここまで愛されるゲームになるとは…、という感じですね。
日本全国を回る
東京からさいころを振って全国各地に回っていくすごろくのようなもので、やっていくうちにその面白さがじわじわと感じてくると同時に、前回に書いた「鉄道王」に似ているなとの印象がでてきました。
目的地が決まったら2人から4人でプレイして目指していき、目的地に到着したら新たな目的地に向かっていく内容は鉄道王と同じなのですが、桃太郎伝説で登場したキャラクターが活かされている点が違いました。
また、同じ目的地に向かうのではなく、プレイヤーごとに目的地を設定して向かうために、現代知られている桃鉄とは少し違った内容ではありました。
物件を買うなどの点は踏襲されていきますが、目的地から遠い人に罰を与える「ボンビー」はこの時には存在していませんでした。
日本の都市が覚えられるゲーム
鉄道王のときもそうでしたが、桃太郎電鉄は今や都道府県や各都市を覚えられるゲームとしても知られています。
特に物件を買う際には特産物が表示され、受験生にとっては遊びながら地名や特産物が覚えられるものとして大変ありがたいものではないかと思います。
必死に覚えている方よりも、桃鉄に白熱している人のほうがおそらく覚えているような気がします。
総合評価
★★★★★
文句なしの★5つです。
ゲームの目標が目的地に着くのではなく、それまでに到着した駅で買ってきた物件による金額の差で決まる点は人生ゲームと似ていて、それが限りなく展開される点が今日まで愛されるゲームとして君臨しているのかもしれません。
初代桃鉄は100万円からスタートでしたが、その後のシリーズで1000万円からのスタートとなり、金額も大幅に膨れ上がっていくことになります。
借金もその分大きくなるなど、現実味があるようなないような感覚で楽しめることもまたこのゲームの醍醐味なのかもしれません。
まとめ
誕生してから20年以上愛され続けるゲームはそれほどあるわけではありません。
桃太郎電鉄はその一つであり、その原点を知ることもまた面白いなと思いました。
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